みずー工房

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リツイートの仕様が変わった!

私はTwitterをよく見てます。楽しいですよね!
TwitterにはRT(リツイート)といって、他の人のつぶやきをもう一度自分で発信することのできる機能があります。
このリツイートアメリカ大統領選で少し変わったということなので、いろいろ調べて見ることにしました。



アメリカのトランプ大統領は、Twitterをうまく利用して有権者を集めています。
Twitterを使った選挙活動は今回に始まったことではなく、2016年の選挙の時にも活用していました。
ちなみに日本でも2019年からSNSを使った選挙運動が可能になったようです。


トランプ大統領は、執筆現在で8700万人以上のフォロワーを獲得しています。
つまりは、 トランプ大統領の投稿は少なくとも8700万人の目に触れる と言うことになります。
アクティブユーザの話は抜きにしての話ですが。


8700万人の中には、 トランプ大統領と同じ内容をつぶやきたい という人もいるでしょう。
ここで利用できる機能が「リツイート」になります。
リツイートすると、自分のことをお気に入り登録してくれている人(フォロワー)がそのツイートを見てくれます。
拡散」って言ったり、いまどきの言葉で言えば「シェア」でしょうか。いまどきでもないか。


では、 ツイート内容をコピーして保存した写真を、再度ツイートするのではダメなのでしょうか。
答えとしては、リツイート機能を使った方が受けられるメリットが大きいです。
主なメリットは以下です。

  • パクツイ(コピペ)と判断されず、炎上しにくくなる。
    パクツイとリツイートの大きな違いは「ユーザ名の表示」にあると言えるでしょう。
    パクツイでは自分のユーザ名が表示されるのに対し、リツイートは元ツイート主のユーザが大きく表示されます。
    簡単にいえばコピペなので、場合によっては炎上したりすることもあります。。。
    しかし、炎上を顧みず売名行為などを目的としたパクツイというのはしばしば見受けられます。

  • ツイート主のユーザ名が表示されるため、信頼につながる
    ツイート主に信頼があればの話ですけどねw

  • リツイートなら、ボタン1タップで簡単


パクツイについては、簡単に画像にまとめておきました。


さて話を戻して、 リツイートのメリットであげた最後の「簡単」という仕様が今回変わりました。
気軽に他人の投稿をシェアできる機能の何が問題だったのでしょうか。


トランプ大統領は、支持者獲得のためにデマ(あるいは疑わしい内容)をつぶやいてしまうことがあったんです。
トランプ大統領の「デマ」というのは、科学的根拠に基づいていないという意味です。


このデマが大量に拡散されてしまったらどうでしょう。
大統領選挙にも、もしかしたら影響してしまうかもしれません。
これらに対応するため、今回Twitter社が取った対応(仕様変更)というのは以下です。

  • リツイートの仕様を変更することで、その内容を拡散すべきかをよく考えてほしい
  • リツイート自体はこれまで通りできるが、引用ツイートを推奨したい


引用ツイートというのは、リツイートしながら自分のコメントも一緒にできる機能 です。
リツイートだけだとリツイート主の意図はよくわかりません。賛成なのか、反対なのか、そうでないのか。
それを回避する上でも、引用ツイートは重要な意味を持ちます。
ちなみに引用ツイートは、「引用リツイート」や「コメントを付けてリツイート」など別称がたくさんあります。紛らわしい。。。


リツイートボタンを押すと、引用ツイートの画面が表示されますが、
普通のリツイートが全くできなくなるわけじゃありません。
コメントをなにも打ち込まないことで、ただのリツイートができます。
このひと手間で拡散するかをよく考え、デマを減らそう ってのが狙いなわけです。


デマをリツイートしたことで裁判になるという報道を見るようになりましたね。
デマによって煽り運転の関係者と間違われて、法的措置を取った例もあるようです。
リツイートによって拡散することのリスク も考えなければいけません。以下は参考資料です。


というわけで、リツイートのいろいろでした。この仕様は大統領選後、戻るそう。
リツイートは便利な機能ですが、人を傷つけてしまうこともあることをよく考えようと思います。
みんなが幸せになれるようなツイートを、リツイートしていきたいですね。