大人に占領された公園

私が小さい頃、ゲートボールをやってたおっちゃんおばちゃん達に、
公園を占領された話を書き留めておこうと思います(ただの愚痴です)。

画像は登場する公園とは何の関係もありませんｗ

私は小さい頃から、公園に行って運動するようなタイプではなかったのですが、
友達と野球をしたりサッカーしたりするのは好きでした。
そのような球技をするには当然広い公園でなくてはならないので、決まって利用する公園がありました。

その公園には公衆トイレがありました。
私自身もボールを天井によく乗っけてしまったことを覚えています←
私はよく知らないのですが、キャッチボールをしている時に暴投してボールがどこかに行かないように、
そのトイレを壁代わりにしてた人もいたそうです。
確かに、トイレの壁に凹んだ跡がいくつかあったのは覚えています。

この話は友達から聞いたものですが、その公園で遊んでいた時に、
コートの半面ほどを利用してゲートボールを始める人たちが現れたそうです。
友達は野球をしていたそうですが、衝突しそうになりそうになることがしばしばあったそう。
相手が途中から入ってきたわけなので、どうすべきだったのかは難しいですが。

それからまもなくして、トイレには「ボール禁止」との貼り紙が貼られるようになりました。
理由としては、トイレの壁がボロボロになるからとのこと。
少なくとも私たちはそういう使い方をしてなかったので、納得できませんでした。

とても広い公園なので、私と同じように球技をしていた方が多くいました。
もちろん反発する声がいろいろなところから出たそうです。
ボールが禁止になったのも、トイレがボロボロになるという理由ではないことは明らかでした。
ボール禁止なのにゲートボールをしていたおっちゃん達は、平気な顔をしてゲートボールを続けていたので。
そう、この人たちが安全にゲートボールができるように仕組んだものだったのです。

あまりにもわかりやすかったので、抗議しにいった人達がいたそうです。
しかし、ゲートボールのおっちゃん達はとんでもないことを口走りました。
「俺らには町議会議員がいるんだ。お前らなんてどうにでもなる」
この話自体は後から聞いたものなので若干脚色があるのかもしれませんが、驚きましたよ。

確かにトイレを大切にしなかった人たちや私たちの使い方に悪い部分があったかもしれません。
でも、あまりにも大人気なく感じましたね。。。
もう少し、やり方がなかったのですかね。予約制にするとか。
ちなみに、その公園は今もボール禁止らしいです。悲しいです。